液体窒素は、危険性を熟知した上で取り扱わないと「死にます」。

死ななくても凍傷、酸欠、などの危険があります。

 

締め切った部屋で液体酸素を大量に扱うと酸欠になる恐れはあります。

空気中の窒素78%、酸素21%酸素濃度が18%を切るようだと危険です。
頭がポーとして気持ちよくなります、呼吸が荒くなり苦しくなります、その先は危険な状態と思います

 

少量の液体窒素では凍傷を起こすことは稀ですが、大量の窒素を扱うとき、あるいは液体窒素で冷却された金属部品などをさわるとき、皮膚が張り付き、長時間の接触を起こし、重大な凍傷を起こすことがあります。
また、軍手などは液体窒素がしみ込み、同様に長時間の接触を起こすことがあるので、絶対に使ってはいけません。

実際に起こった危ない事故1

液体窒素のデュワー瓶から液体窒素を充填している時に、満タンになった後に吹き出し、肩から腕に掛けて大量に液体窒素を浴びて、周りに凍傷ができた。

実際に起こった危ない事故2

短い革手袋で、液体窒素のくみ出しをしていたとき、吹き出しがおこり、それが手袋の内側の隙間となる部分にたまり、手の甲に凍傷を負った。

そこの部分の皮膚がごっそりと脱落し、数年間はケロイドになり、20年経った今でもその傷跡が残っています。

昔は自動供給停止装置などなかったので、このような事故が多発していました。